妊活中の男性に必要な栄養素とは
1. 葉酸
妊活中の男性が摂取すべき栄養素の代表格は、葉酸です。葉酸は、赤ちゃんの脳や脊髄の形成に欠かせない栄養素で、妊娠初期の摂取が特に重要です。葉酸の推奨摂取量は1日400μgですが、妊活中は1日600μgの摂取が望ましいといわれています。葉酸は、ほうれん草やブロッコリー、レバー、納豆などに多く含まれています。
2. ビタミンB12
ビタミンB12は、精子の形成や成熟に必要な栄養素です。ビタミンB12の推奨摂取量は1日2.4μgですが、妊活中は1日4.8μgの摂取が望ましいといわれています。ビタミンB12は、レバー、魚介類、卵、乳製品などに多く含まれています。
3. 亜鉛
亜鉛は、精子の運動率や精子DNAの損傷を防ぐ働きがあります。亜鉛の推奨摂取量は1日11mgですが、妊活中は1日15mgの摂取が望ましいといわれています。亜鉛は、牡蠣、牛肉、豚肉、卵、ナッツ類などに多く含まれています。
4. オメガ-3脂肪酸
オメガ-3脂肪酸は、精子の形態や運動率を改善する働きがあります。オメガ-3脂肪酸の推奨摂取量は1日2.2gですが、妊活中は1日3.3gの摂取が望ましいといわれています。オメガ-3脂肪酸は、青魚、エゴマ油、亜麻仁油などに多く含まれています。
5. ビタミンC
ビタミンCは、抗酸化作用によって精子のDNA損傷を防ぐ働きがあります。ビタミンCの推奨摂取量は1日100mgですが、妊活中は1日120mgの摂取が望ましいといわれています。ビタミンCは、レモン、オレンジ、キウイ、ブロッコリーなどに多く含まれています。
まとめ
妊活中の男性は、上記の栄養素をバランスよく摂取することで、精子の質を高め、妊娠の可能性を高めることができます。食事から摂取するのが難しい場合は、サプリメントを活用するのもおすすめです。
妊活は、男性と女性の両方が協力して行うものです。男性も、妊娠に向けて栄養バランスの良い食事を心がけ、体調を整えましょう。
